FAQ
Q
注文について
A
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Q
シンビジウムの栽培管理について
A
シンビジウムの栽培管理
お部屋での花の楽しみ方
花は高温(20℃以上)より低い目(8~15℃)の所へ置けば長持ちします。(あまり低温でもよくありません)また、暖房器の近くで高温乾燥になると長持ちしません。お部屋の中でガラス越しの光線にあてるとよいでしょう。そして鉢が乾きすぎ、湿りすぎのないように、4~5日に一回午前中に水を与えて下さい。
Q
シンビジウムの特徴について
A
シンビジウムの特徴
花には大型・中型・小型とあり、色彩も豊富で花付きがよい。
寒さに強く、凍らなければ枯れることはない。2~3℃でも花はいたまない。
花の寿命がひじょうに長く、1ヶ月以上観賞できる。
品種が豊富で、10~5月まで、色々な品種が開花する。(6~9月に咲く品種もある)
栽培がやさしく、夏は戸外の半日陰、冬は家の中の日当たりの良い場所で栽培できる。
(温室・ビニールハウスがなくても一般家庭で栽培できる)
毎年花を咲かせる栽培方法の要点
霜が降らなくなった頃、戸外の40~50%遮光した場所に置く(室内で栽培したものをいきなり直射日光にあてると、日焼けしてひどく株が衰弱する)午前中の光線があたる場所を選びます。(午後の光線はあたらなくてもよい)
地面に直接置かず、ブロック、ビールの空箱などの上に置くようにします。
Q
1月の管理について
A
温度
夜間、最低気温が3℃以下にならない場所であれば越冬します
レースのカーテン越し程度の日照が、4時間ほど取れるところがベスト
植え込み材料が乾いたら与えましょう
水やり
夜間の温度が15度以上保てる場合 ⇒ たっぷり与える
夜間の温度が10度以下の場合 ⇒ コンポストが少し乾いてから与える
夜間の温度が 5度以下の場合 ⇒ 十分に乾いてから少量与える
いずれも、晴れた日の午前中に与えます
肥料
株は休眠中で、肥料は必要ありません
病害虫
ハダニなどの害虫が考えられるので殺虫剤を使用説明書をよく読み散布しましょう
タブー
暖房が効いている部屋では温風が直接あたる所に置かないようにしましょう
※開花している場合は、乾燥し花もちが悪くなります
また、つぼみの場合、乾燥によりつぼみの水分が奪われつぼみが咲かず、黄色くなり落ちることがあります
シンビジウムの花は長持ちしますが40~50日以内に切り取らないと株への負担が大きく、芽出しが遅れる原因になります
床に直接置かずに床と鉢底に空間をもたすようにすると良いでしょう
Q
2月の管理について
A
温度
夜間、最低気温が3℃以下にならなければ越冬しますが、後の生育を良くする為には、日当たりの良い室内の窓辺に、置いて下さい
日差しが増してくるので、レースのカーテン1枚越しで遮光して下さい
水やり
植え込み材料が乾いたら与えます
いずれも、晴れた日の午前中に与えます
肥料
株は休眠中なので、肥料は必要ありません
病害虫
2月に入ると暖かい室内に置かれた株に、ハダニなどが発生してくる場合があります。
市販の殺菌剤や殺虫剤を使用上の注意をよく読んで、咲いている花の部分を避け、葉の裏は忘れないように散布してください
水をやる時シャワーを逆さにして葉の裏を洗い流してやるようにすると、ハダニやアブラムシなどは簡単に洗い流すことが出来ます
タブー
暖房が効いている部屋では温風が直接あたるところに置かないようにしましょう
※開花している場合は、花が乾燥し花もちが悪くなります。
また、つぼみの場合、乾燥によりつぼみの水分が奪われ、つぼみが咲かず、黄色くなり落ちることがあります
シンビジウムの花は長持ちしますが40~50日以内に切り取らないと株への負担が大きく、芽出しが遅れます
Q
3月の温度、水やりの管理について
A
この時期は気温が季節的にも大きく変動してきます
一戸建住居で暖房を切った室内で管理する場合、3月上旬頃は、日中の温度差が大きく株は休眠している場合が多いです
3月頃開花した場合は、一番上の蕾が開いて2週間程経ったら花を切り切花として楽しみましょう
温度
レースのカーテン越しの日照量が4時間程度得られる所が良いです
天気が良く、温度が上がり過ぎる場合は昼間戸外に置いても構いませんが、夜になり家の中に入れることを忘れないようにして下さい
水やり
晴れた日の午前中に与えます
植え込み材料が乾いたら、たっぷりと与えましょう
Q
3月の肥料、消毒の管理について
A
肥料
必要ありません
病害虫
陽射しも段々強くなると暖かい室内に置かれた株に、ハダニなどが発生してくる場合があります
アブラムシ
蕾に現れた場合は、ロディ水和剤の1,000倍液をかけて下さい
ダニ
市販の殺ダニ剤を業務上の注意を読んで散布して下さい。同じ薬剤を2回以上使わない様にしましょう
ナメクジ
蕾や新芽を食害する可能性があります。“ナメキット”という粒剤を株元に2~3g程置いて置く事をお勧めします
※ 市販の殺菌剤や殺虫剤は使用上の注意を読んで、ご使用下さい
水をやる時、葉の裏を洗い流してやるようにすると、ハダニなどは簡単に洗い流すことが出来ます
タブー
日差しも強くなり、晴天の日中はかなり温暖になります
しかし、遅霜が降りたりしますので暖かくなったからといって早まった植え替えや株分け作業は行わない方が無難です
Q
4月の温度、水やりの管理について
A
桜の開花が終わると、一般家庭で3月頃に花を終えたシンビジウムは、新芽や新根の動きが盛んになります。 今までの古いコンポスト(植込み材料)や鉢ではこれからの生育において支障が起き立派な花を咲かせにくくなります。
今頃から5月の中旬までには“植替え”や”株分け”が必要になってきます。
温度
光線不足にならないよう、日光にあてましょう!
4月中旬頃までは霜のおりる心配があるので、室内でガラス越の日がよく当たるところに置きます。この時、風通しのないところでは気温が上がりすぎてしまいます。晴れた日は窓を開け風通しをよくしてあげましょう。
冬の間、あまり日光に当てなかった株は少しずつ光線に慣らさないと日焼けを起こす場合があるので注意してください。夜間の最低気温が10度以上になったら戸外で管理しても大丈夫です。
水やり
与えるときは十分にあげます。
新芽が伸び始めると根の活動も活発になり、吸水性も高まります。鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から水が流れるまで十分に与えましょう。
Q
4月の肥料、消毒の管理について
A
肥料
今月から施します。
油粕と骨粉7:3で混合したものを施すと良いです。
目安・・・6号鉢(直径約18cm)あたり小さじ1杯を鉢の両側に与えます。
粉末ですので、お茶パックに入れて置くと水やりの際、粉の飛散を防ぐことができます。
施肥は3月1日に置き肥をしたら次回は4月1日と言う具合に1ヶ月の間隔をあけると良いです。
病害虫
ナメクジ退治に努めます。
暖かくなってくるとナメクジが発生しやすくなります。ナメクジは大切なやわらかい根を食べてしまいます。捕殺するか1ヶ月に数回、“ナメッキッド”のような駆除剤を散布しましょう。
主な作業
5月中旬までに植替えを終えます。
株が鉢いっぱいになって窮屈そうなものは植替えと株分けをします。植替えが遅れるとその後の生育期間が短くなります。
開花中のものでも早めに切花にし、遅くても5月いっぱいには植替えを終わらせましょう。
Q
5月の温度、水やりの管理について
A
桜の開花も終わり、八重桜の花が咲き始め、5月5日頃より遅霜の心配が無くなれば、シンビジウムにとっては長い休眠時期を終え、いよいよ成長期の到来となります。
しかし、無加温の室内で栽培されたものは、まだ花をつけている状態のものもあるので、早めに切花にして必要に応じて植替え・株分けを5月上旬までに終わらせたいものです。
温度
遅霜の心配が無くなり、気候が安定したら戸外栽培に切り替えましょう。
風通しの良い木の下でしたら、朝日が4時間程度あたることがこの時期の日照における理想です。但し、急に外へ出すと、葉やけなどのトラブルが起こりますので、序所に戸外の環境に馴らしていく事がポイントです。
木陰がない場合は、50%位の寒冷紗を張ることをお奨めします。
水やり
雨に当ててもかまいませんが、根の活動も活発になってくる為、植え込み材料が乾いたら午前中に鉢の穴から、水が抜け出るほどたっぷり与えましょう。
Q
5月の肥料、消毒の管理について
A
肥料
4月と同様、油粕と骨粉7:3で混合したものを施します。
目安・・・6号鉢(直径約18cm)あたり小さじ1杯を鉢の両側に与えます。
粉末ですので、お茶パックに入れて置くと水やりの際、粉の飛散を防ぐことができます。
施肥は4月1日に置き肥をしたら次回は5月1日と言う具合に1ヶ月の間隔をあけると良いです。
病害虫
4月同様、今月もナメクジ退治に努めます。
暖かくなってくるとナメクジが発生しやすくなります。ナメクジは大切なやわらかい根を食べてしまいます。捕殺するか1ヶ月に数回、“ナメッキッド”のような駆除剤を散布しましょう。
タブー
戸外栽培をする際の注意点
鉢は地面に直接置かず、地面から50cmくらいの高さのある台の上に鉢を置く事が、戸外でよりよく生育させるポイントです。
翌年も花を咲かせる為に
新根や新芽が伸びだし始め、これから梅雨が明ける頃までは一番の生長期です。
芽の数が多すぎると、勢力が分散されどの芽も充実しないという結果になりがちです。そこで不要に生じた芽を取り除く『芽かき』という作業が不可欠になります。
Q
6月の水やり、肥料の管理について
A
戸外で管理してきた株は外の環境にも慣れ、今月は環境も最適な状態になり、発根、新葉の生育も目覚ましく展開します。立派な株を作り、最高の開花状態にしたいです。
しかし、病害虫にとっても最高の環境です。 今月からはこの事も管理する為、毎日株の生育状態の観察と、病害虫のチェックをして下さい。
水やり
梅雨時期に入り、雨は問題ありませんが、午前中に雨が降り、午後から晴天になった時は要注意です。それは午前中の雨降りで葉と葉の合わせ目に雨水が溜まった場合、午後の晴天では溜まった水の温度が上昇してお湯のようになり、新葉の合わせ目の幼弱な細胞を傷める可能性があるからです。そこに溜まった水を紙でふきとるか、株を持ち上げ、軽く水滴を振るい落として下さい
雨の降らない日は、植え込み材料が乾いたら午前中の早い時間帯もしくは夕方に、たっぷり水を与えてください
肥料
5月と同様、油粕と骨粉7:3で混合した物を施します
目安 6号鉢(直径約18cm)に小さじ1杯を鉢の両側に与えます
粉末ですので、お茶パックに入れると水やりの際、粉の飛散を防ぐ事が出来ま
施肥は1か月毎に与えて下さい
Q
6月の消毒、病害虫の管理について
A
カビ類の予防にはダイセン、ベンレートなどを使用上の注意をよく読み、1,000倍に希釈した溶液を、葉の裏を重点適に散布して下さい。
カイガラムシ
5月頃から、綿の様な幼虫を発見したら、スプラサイドなどの1,000倍の希釈液を発生している場所と株全体に散布します。
イモムシ
スミチオン、マラソンなどの1,000倍液を、気温が30℃以上、上昇しない日に散布します。
ナメクジ
夜間に捕殺するか、ナメキットを株元に10g程撒いて置きます。鉢の中にいた場合はマイキラー100~200倍に希釈した溶液を、鉢内に潅水するようにします
ダニ
白っぽい点が見られたり葉の組織が壊死しているようであれば、ほぼダニの仕業だと考えられます。
コロマイト、テデオン、コテツペンタックの1,000倍以上に希釈した溶液を、2種類以上のローテーションを作り散布しましょう。そうでなけれは、ダニに耐性がつきます
翌年も花を咲かせる為に
新根や新芽が伸び、これから梅雨が明ける頃までは一番の生長期です。
芽の数が多すぎると、勢力が分散されどの芽も充実しないという結果になります。そこで不要に生じた芽を取り除く作業が不可欠になります。
Q
7月の水やり、温度の管理について
A
梅雨明け後迎える日本の夏の気候は、シンビジウムにとって暑過ぎる為、せっかく成長した株も思わぬトラブルに遭う可能性が出てきます。出来るだけ涼しくなるようにして、秋に立派な花芽を沢山つけられるようにしたいものです。
温度
出来るだけ風通しがよく、午前中4時間以上日照が確保できる場所を選びます。木陰の南東側か遮光率50%の寒冷紗の下に、5月の置き場所に準じた方法で、置いてください。
水やり
梅雨が明けてからは、夜の気温を下げる為に午前中の水やりから夕方の水遣りに切り替えます。鉢底から流れるほどたっぷりかけると、鉢内にたまった余分な空気が入れ替わり株にとってより良い状態がのぞめます。そして、出来れば通路や株の周りにも水をかけて気化熱による夜温の低下を促してあげましょう。
くれぐれも日中に雨が降ったときは、葉の合わせ目の水滴を6月に説明した方法で、取り除いてあげてください。
Q
7月の肥料、病害虫の管理について
A
6月と同様、油粕と骨粉7:3で混合したものを施します。
目安・・・6号鉢(直径約18cm)あたり小さじ1杯を鉢の両側に与えます。
粉末ですので、お茶パックに入れて置くと水やりの際、粉の飛散を防ぐことができます。
施肥は6月1日に置き肥をしたら次回は7月1日と言う具合に1ヶ月の間隔をあけると良いです。
病害虫
害虫については6月に述べましたので、同じ方法で害虫対策をしてください。
今月特に注意したい点は、暑さで株が弱り病気が発生する可能性が高いことです。特にバルブや新芽がドロドロになって腐敗する軟腐病が発生しやすいため、スターナの1,000倍溶液を月に1度散布することをお奨めします。
また、カビによる病気予防には、ダイセンやベンレートの1,000倍溶液を同じく月に1度散布することをお奨めします。
Q
8月の管理について
A
梅雨が明け暑い日が続きます。
日本の夏は意外にもシンビジウムの自生地より暑くまた湿度も高いです。ご家庭のシンビジウムにとっては、かなり過ごしにくい環境となる為、十分に注意して、出来るだけ涼しい環境を作りましょう。
温度
7月に準じますが、出来るだけ風通しがよく涼しい所を選びます。
水やり
暑い日が続きますが、水やりは夕方たっぷりとあげてください。
出来れば鉢の周囲や通路などにも、打ち水をかけ気化熱を利用して、夜温を下げる工夫をするとよいでしょう。
肥料
施しません。
病害虫
シンビジウム6月、7月のページを参考に病虫害がみあたらなくても、 月に一度は病気予防にダイセン又はベンレートの1,000倍希釈液と、害虫予防としてオルトラン水和剤の1,000倍希釈液の散布をすると良いでしょう。
翌年も花を咲かせるために
一般の家庭で栽培している場合は、翌年の3月頃開花する場合が多く、この時期の新芽は7枚位の展開になっています。まだまだ新芽を大きく育てなければいけませんので、暑さで新芽の成長が止まらないよう出来るだけ涼しくしてあげます。腋から出てくる芽は、『芽かき』を行ってください。
Q
9月肥料、水やりの管理について
A
暑かった夏もようやく峠をこし、猛暑よるトラブルも少なくなってきます。
シンビジウムにとってこの時期は大変過ごしやすくなってきますが、夏の間、一見丈夫そうだった株が、今頃になって株元からばらばらと腐ってしまい手の施しようのない状態となってしまう場合があります。株をこまめにチェックし、特に株元や新芽の基部に潰瘍状の腐敗が起こっていないか確認するようにしましょう。
台風の接近がわかった時点で倒れそうな鉢は箱などに入れるか、倒しておくなどして、株を雨風から守ります。台風が去った後は、ダイセン1,000倍希釈液もしくはベンレート1,000倍希釈液の散布で消毒しておくと、雨風で受けた微細な傷から病原菌の侵入を防ぐ事ができます。
水やり
まだ残暑が厳しい時期なので、水やりは夕方たっぷりとあげてください。
出来れば鉢の周囲や通路などにも、打ち水をかけ気化熱を利用して、夜温を下げる工夫をするとよいでしょう。
肥料
20日過ぎ頃から、窒素(N)・リン酸(P)・カリウム(K)の比率が5:10:10の化学肥料もしくは、油かす・骨粉が等量または4:6に配合した物を株元に置きます。
Q
9月病害虫などの管理について
A
病害虫
病気この時期の特徴で株元に潰瘍状の腐敗斑点が見つかった場合は、スターナ1,000倍希釈液を散布します。また株に病気がなくても、月に一度はダイセンまたはベンレート1,000倍希釈液を予防として散布しておくと良いです。
害虫害虫においても、ナメクジやダニは活動しているのでナメキットなどを株元に置いたり、予防にはオルトラン粒剤をナメキット同様株元にまいておくと手軽です。
また、殺ダニ剤も散布しておくと良いです。
※ 使用上の注意をよく読み、決して同じ殺ダニ剤を2度以上散布しないようにします!!
主な作業
芽かき
この時期から、そろそろ花芽が出てきます。
そこで注意したいのは、折角出てきた花芽を間違ってかきとってしまわないことです。葉芽と花芽の見分け方は下記の通りです。
葉芽(はめ)
葉芽の先端は、先割れスプーンのように割れていて触ると隙間が感じられません。こういう芽は、今まで通りの要領でかきとって下さい。
花芽(はなめ)
先端に丸みがあり、触ると先端に隙間が感じられます。このような芽は間違ってかきとってしまわないようにしましょう。
Q
10月の管理について
A
台風襲来にも警戒の必要があります。
しかし、10月も半ばになると、シンビジウムにとって非常に快適な季節になります。遮光材を取り除き、西日を避けできる限り日光や適当な風にあてて下さい。そうする事で、春からのびてきた新芽が育ちバルブも日を追うごとに太ってきます。
そのバルブの下から葉芽が出てきた場合は、芽かきします。花芽ならば、そのままにして育てます。葉芽と花芽の見分け方は、9月の管理ページ【主な作業】を参考にして下さい。
水やり
今までとは違い、植え込み材料が乾いたら、午前中たっぷり水を与えます。
肥料
新芽の枚数が8枚以上になれば、窒素含有量が少なめの液体肥料の1,000倍希釈液を10日に一度のペースで与えます。
病害虫
病気についての消毒薬は、9月に準じて行ってください。
害虫についても同じですが、特に※シース(葉鞘:ようしょう)から出始めた花芽は、ナメクジや薄皮マイマイの恰好のエサになります。見つけ次第、捕殺するか 株元にナメキットなどを撒くなどして駆除します。
※葉鞘
葉の基部が鞘状(さやじょう)になって茎を抱くようになっている部分。つぼみや花を包んで保護する役割がある。
Q
11月の管理について
A
今まで丹精込めて管理をしてきたシンビジウムの株は、そろそろ花芽も伸びだしている事でしょう。
11月の紅葉シーズンに入ると最低気温もぐっと下がって7℃位になってきます。そろそろ戸外から、室内管理に移しましょう。
そして3年目の古葉は、黄ばんで落葉しますが、これは病気ではありません。室内に取り込む場所は、できるだけ日当たりの良い窓際などが良いです。しかし暖房機の熱風が当たる場所では、つぼみ落ちの原因になりますので注意してください。
水やり
1月の手入れと管理を参考にして、晴れた日の午前中にたっぷり与えてください。
肥料
原則として与えませんが、室内の最低気温が15℃以上あり株が育っている場合は 10日に一度の割合で、ハイポネックスの1,000倍液肥を与えると良いでしょう。
病害虫
まず心配ないと思いますが、鉢内にナメクジが潜んでいた場合、夜になると這い出してきて、大切なつぼみを食害するおそれがあります。
室内に取り込む前に、マイキラーの100倍~200倍程度を、鉢内に潅注しましょう。
主な作業
花芽が伸びてきますので、水やりの前に早めに支柱を立てて花を誘引していきましょう。
Q
12月水やり、肥料、病害虫の管理について
A
12月の声を聞くとともに、花屋さんの店頭には贈答用の見事なシンビジウムが華やかに並んでいます。
一般のご家庭で1年間過ごしてきたシンビジウムは、夏の最高温度が28℃位で冬の最低温度が10℃以上を保てる環境以外の場合、蕾がようやくシースから出てきている状態かもしれません。
今月は花を立派に咲かせる方法と咲いた花をより楽しむためのポイントをご紹介します。
水やり
1月の手入れと管理を参考にして、晴れた日の午前中にたっぷり与えてください。
肥料
原則として与えませんが、室内の最低気温が15℃以上あり株が育っている場合は 10日に一度の割合で、ハイポネックスの1,000倍液肥を与えるとよいでしょう。
病害虫
まず心配ないと思いますが、鉢内にナメクジが潜んでいた場合、夜になると這い出してきて、大切なつぼみを食害するおそれがあります。
室内に取り込む前に、マイキラーの100倍~200倍程度を、鉢内に潅注しておくとよいでしょう。
主な作業
そろそろ花芽が伸びだしてきます。まだ短いものは、11月の主な作業を参考にして誘引します。伸びて長くなった花芽は写真のように、水やりの前に誘引します。
Q
花を長く楽しむ為に
A
花を長く楽しむために・・・
花を出来るだけ美しく保つためには、蕾が一番上の先端まで開いたら日中の温度差が出来るだけ少なく、最低7℃以上13℃以下位で直射日光の当たらない場所へ置くと良いです。ご家庭の場合、玄関などが適していると思います。
当社のシンビジウム鉢物は上記の管理方法を行うことにより春まで花を楽しむことができます。
来年も花を咲かせたいとお考えの方は、花よりも葉やこれから出てくる新芽のことを、優先し先端の蕾が開いたら出来るだけ早い段階で切花にして楽しまれることをおすすめします。株は11月の置き場所を参考に遅くとも3月末頃には、新芽のスタートをさせたいものです。
花を長く楽しむための管理と来年以降も花を咲かせるための管理では、上記のように全く異なります。それぞれの目的に応じてご参考にして下さい。また、当社のシンビジウムの場合切花でも、水をこまめに入れ替え切り口をハサミではなくカッターナイフなどで、水切りすることにより1ヶ月程楽しめます。
Q
シンビジウムの鉢替え
A
道具をそろえましょう!
作業をしていると汚れてしまうので、新聞紙などを敷くと汚れを防ぎ、後片付けも楽です。
用意するもの
第三リン酸ソーダ
※一般家庭でお持ちの方はそういらっしゃらないと思いますので、無い場合はガス火でよく火炎殺菌して下さい
ハサミ
ノコギリ
鉢
ゴムづち
バーク
鉢替えの手順
ゴムづちで、満遍なく鉢の周りを叩く。
そうすることで鉢と張り付いた根の間に隙間をつくり、最後に鉢のふちを叩くことで簡単に抜けます。
鉢から抜いた状態写真のように根が白ければ、根の状態は健康です。
この場合、特に処置の必要はありません。
逆に根が黒っぽく手で引っ張ると根の周囲が抜け中にある繊維だけを残した状態になる場合は、消毒したハサミで切り取ります。
一回り大きめの鉢に植替えます。
このとき、これから芽の出てくる部分にスペースを多くもたせるように配置します。
鉢の上から3cmほどのスペースを作ってバークをつめます。
鉢上げはこれで終了です。
Q
シンビジウムの芽かき
A
芽かきとは
シンビジウムは品種により、芽吹きが大変良い物があります。そのまま放置しておくと、小さい芽ばかりになりバルブ内の栄養分が分散し開花すべき株が育ちにくいという性質をもっています。
それを防ぐために、余分な芽は取り除き残した芽の生長を充実させる方法を『芽かき』といいます。この作業を行うか行わないかでその後の生長に大きく関わります。育てる環境により『芽かき』に適した時期にやや差が生じることもありますが、家庭栽培の場合、植替え・株分け直後から戸外栽培に入る頃に始めると良いでしょう。
主なポイントは、1つのバルブに対して左右一対合計2個の新芽を残します。後から出てきた新芽やあまりにも貧弱な新芽はかき取りましょう。
芽かきの手順
不必要に出た新芽の基部に指をあて、消毒されたハサミなどで新芽の基部から完全に取り除きます。
表面だけ欠きとっても、生長点が残っていると再び生長します。ハサミの先などで生長点をつぶして下さい。
Q
シンビジウムの株分け
A
株分けする目安
開花株から3~4年以上たち、中央に葉のなくなってしまったバルブ(リーフレスバルブ)が目立つ
大株になりこれ以上大株にできない状態になっている
バルブが6個以上あり、株を増やしたいとき
いずれか該当する場合は株分けを行いましょう!
株分けの手順
鉢替えの要領で鉢から抜きます。
次に中央のリーフレスバルブから左右に区切りを決め、のこぎりで二つに切る。
翌年も開花させたい場合は、1株にバルブは3個以上つけると良いです。
白い根を残し古い根や腐った根は植替えと同じ要領で除去します。
根の量に応じて鉢の大きさを選び新芽の伸びる方向に余裕をもたせて配置し、バークをつめます。
株分け後の管理について
置き場所
株分けした株は、株にも根にもかなりの傷がついています。これまで置いていた場所より光線の弱いところ(半日陰)に置きます。
水やり
水やりは2~3日待ち、傷口を良く乾かしてから行います。
POINT
根が動き出すまでに約2週間ほどかかります。それまでの水やりは葉水程度の軽めにします。根が動き始めたら、光線に良く当て、水もたっぷりと与えましょう!